小児鍼/養老はり


赤ちゃんから大人まで、刺さない!痛くない!小児鍼

小児の夜泣き、疳の虫に小児鍼
大脳の発育が盛んな三歳ぐらいまでの子にありがちなキーキー声、噛みつき癖、たたき癖、夜泣き。昔から疳の虫(かんのむし)と呼ばれる症状です。身体の成長のスピードと心の成長のスピードが異なるために発生するストレスが一因とされていてその溜まったモヤモヤを解消するのが小児鍼(はり)です。

「はり」と言っても刺したりはしません。先の丸い金属の爪楊枝みたいな道具やへらで肌を優しく刺激します。小児鍼をすると子供は気持ちよくなっておとなしくなります。
最近多い学童の肩こり、頭痛、腹痛などにもよく効きます。鍼灸師という仕事をしているとよくお母さん方から「頭の良くなるツボってないですか」って聞かれますけどそんな時はこう答えます。「心と体が健やかで健康なら集中力も発揮されるし、そうなれば自ずと学業の成績も上がりますよね。成績が上がれば勉強も楽しくなり、興味の幅も広がり、ますます勉強に熱が入る。いい循環ができますよ。」逆に言えば体のちょっとした不具合をほっとけば健康は失い、成績は落ち、悪ければ不登校になるかも。日々の体調管理が大切です。小児鍼はストレスを発散させ治癒力を高めます。

また、チック症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、小児喘息などの治療にも免疫機能の適正化を図る効果がある小児鍼は一日でも早い回復の手助けになります。
医師による治療との連携が必要な場合があります。主治医の診察券など連絡先が分かるものをご持参下されば助かります。

治療の回数と治療頻度
状の軽重と小児の体力によって治療回数は異なります。疳の虫症状は治療後1・2ヶ月たつと再発してくるので繰り返し治療することが原則です。治療を開始した際は毎日連続して行う方がよい結果が出ます。軽症で2〜3回、重傷なら10回連続というのもあります。

小児喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、チック症などは長期間要することもあります。最初は数回毎日続けて、症状が好転してきたら週1・2回のペースで続けるといいでしょう。

疾病予防、発育促進のための小児鍼なら週1回、もしくは2・3日連続して毎月回受けるのもいいでしょう。
高齢者の痴呆症の進行を遅らせる、健康増進
人間ある程度年を重ねると身体の機能は衰えてきます。手足の動きはもちろん記憶をする事思い出す事にも時間が掛かるようになります。小児はりで血流を良くしストレスを解消させれば痴呆の進行を遅らせる事が出来ます。つまり自分らしく生きていられる時間を延ばす事が出来ます。小児への施術と同様時間は短くで極めてソフトな刺激ですので都合のつく限り毎日施術を受けて頂いても問題ありません。是非ご利用下さい。

はびきの鍼灸マッサージ協会/河南鍼灸マッサージ師会では奇数月の第4木曜日 羽曳野市立保
健センターで午後1時から3時まで小児鍼の体験会を行っています。入場無料、予約不要、どな
たでも参加できます。お立ち寄りください。